看護師夫婦 妻が患者になりまして

看護師として、難病患者として、いいこと思い付いたら書くブログ♪

ベーチェット病の発症4〜ヘルペス疑い〜

ベーチェット病を疑い始めた私に、皮膚科の医師は陰部潰瘍を

かかりつけの婦人科に診せるよう言いました。

婦人科を尋ねると、婦人科の医師は「これはヘルペスだよ、絶対」と言い切りました。

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ヘルペスは性行為によって感染するウイルスが原因です。

決まった相手しかいない私が感染するには、恋人が浮気をしている必要があります。

「関節炎と皮膚の発疹も出ていて、小さな頃から常に口内炎に悩まされています。

ベーチェット病の可能性が高いと思うのですが」と医師に伝えると、

「いや〜、ヘルペスとしか思えないなぁ」と言い返されてしまいました。

どうしても納得ができなかった私は、またしても医師が処方した薬を

薬局に受け取りに行きませんでした。

 

「皮膚科の次の受診日まで待っていては、いつまでたっても原因がわからない」

そう思った私は次の勤務日、師長に事情を話して、

勤務先の皮膚科医に診察してもらうことにしました。

病院の医師は私の症状を診てすぐに、蜂窩織炎ヘルペスも違うだろうと言いました。

そして症状が出るまでの2週間ほどの間、風邪を引いたことがあったか尋ねました。

ちょうど2週間前、私は扁桃炎で40度近くの熱を出していました。

 

それを聞いた医師は、膠原病(免疫機能が異常を起こし、自分の身体を攻撃することで

様々な症状が引き起こされる病気の総称)の疑いは強いが、

ベーチェット病かは断定できないため、さらに調べる必要があるとして、

血液検査と赤く腫れた皮膚の生検(皮膚などの一部を切り取って、詳しく調べる検査)

をするよう指示しました。

 

CBT・医師国家試験のためのレビューブック 産婦人科 2018-2019

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