ベーチェット病の発症7~ベーチェット病疑い~
病院でベーチェット病の可能性があると言われ、コルヒチンを飲み始めると、
副作用の嘔吐と下痢で食事が摂れなくなり、入院することになりました。
入院中は点滴で栄養を補給しながら、
レントゲン、CT、超音波検索、採血(50ml以上採りました!)など、
ベーチェット病の診断をするためのさまざまな検査を受けました。
消化器症状は、コルヒチンの内服を中止してすぐに治まり、
翌日には食事も全量食べられるようになりました。
そのため、入院して2日後には点滴も外すことができました。
入院して4日後、すべての検査結果が出揃い、
医師から「ベーチェット病疑い」の診断を受けました。
症状が一番軽い程度のことを指します。
(決して、「ベーチェット病が疑われる」という意味ではありません。)
ベーチェット病は確定診断をするための血液データなどがなく、
症状の似ている病気の可能性を否定することでしか診断できません。
私の場合は、
●関節炎は右側しかなく、変形を伴わない
●口内炎が常にできている
●皮膚生検の結果、血管に炎症がみられた
●採血のあとが赤く腫れる
●ヘルペスではない陰部潰瘍
などから、診断したようです。
一方で、ベーチェット病の人に多い
白血球や遺伝子の型は私には当てはまりませんでした。