ベーチェット病の発症2〜蜂窩織炎?〜
右足の腫れで整形外科を受診してから、3日ほどで関節の腫れは治りました。
採血結果を聞きに受診すると、予想通り、
痛風(尿酸が身体のなかで結晶化し、関節が痛む病気)の値は正常範囲内でした。
「扁平足が強いので、それが原因でしょう」
医師はそういうと、もう痛みを全く感じていないと話したにも関わらず、
痛み止めの飲み薬とクリームを処方し、
週に1度はリハビリに通うようにと指示しました。
私も看護師なので、今の情報量だけで正しい判断ができないのはわかりましたが、
何度も要らないと伝えたはずの痛み止めを処方する医師に納得ができなかったため、
自己判断で受診とリハビリに行くのをやめてしまいました。
のちにこの腫れは、ベーチェット病の副症状の1つである関節炎とわかりました。
しかし、通常は膝などの大きな関節で起こることが多いと言われています。
私の場合は足の親指の付け根という小さな関節が腫れ、通常とは異なっていましたが、
私のような人もいると専門の医師が教えてくれました。
それと時を同じくして、今度は足の皮膚が真っ赤に腫れて痛むようになりました。
痛みがかなり強く、足を引きずって歩いていました。
今度は皮膚科のクリニックに行きました。
蜂窩織炎(黄色ブドウ球菌が皮膚に感染し、壊死させていく病気)か、
結節性紅斑(感染やアレルギー、膠原病などで脂肪組織が赤く腫れること)
ではないかということで、採血をして調べながら、
蜂窩織炎の治療として、抗生剤を1週間分処方されました。